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内容紹介(Amazon)

〈文学〉の現在を突破せよ──超文学バスターズが放つ衝撃のサブカル系リトルマガジン第一弾!!
神尾アルミ書き下ろし短編収録!!

限界突破系評論プロジェクト、〈超文学バスターズ〉ついに始動!
待望の第一弾は、黒髪にスポットを当てたその名も『黒髪少女論』!!
文芸、アニメ、SF、ミステリなどあらゆるジャンルを網羅し、黒髪の魔力を徹底解析!
イラスト:若琥姫萌(ワカコヒメモエ)

刊行記念として、2013年6月30日まで通常価格200円のところ99円で販売いたします。

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徳江剛「黒髪の起源と現在」
木村陽子「森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』論——メディアとしての〈黒髪の乙女〉」
白鳥克弥「犠牲を糧に纏うもの 「蒼穹のファフナー」『マルドゥック・スクランブル』における黒髪少女の死」
井原朔「月姫落下」(小説)
平野泉「髪の色の恋愛ヒエラルキー〜『Genji』とハーレムアニメ」
不二辰哉「黒髪少女の謎(ミステリ)/謎(ミステリ)の黒髪少女 〜飛鳥部勝則『黒と愛』、白河三兎『私を知らないで』を中心に」
榎本正樹「桜庭一樹『少女七竃と七人の可愛そうな大人』論──消費される黒髪少女」
神尾アルミ「黒髪少女」(小説)

黒髪の少女、それは永遠のテーマである



まず、本作を書くに至った超文学バスターズの皆様に一言だけ。

どうしてそうなった、そして、ありがとう。




本作「黒髪少女論」を読むにあたり、これほど己と向き合った作品も珍しいです。
もし、本ブログを読んでいただいている方がいればもうお分かりの事と思いますが、かつては、あかほりさとる氏を色んな意味で天才と仰ぎ、90年代サブカル作品に深く心酔し、学生時代には教室の隅っこに男グループで固まりアニメ雑誌を読んでウフウフしていた人間であります。
ハーレム系作品の先駆け(は言い過ぎかもしれませんが・・・)から躍進、類似キャラクター郡の大量生産と模倣、飽和までを見てきた人間にとって、黒髪キャラクターに関してはそれなりの想いがございます。

・・・ございますが。

よもやそれで評論本を書いてしまうという、華々しいまでの偏愛っぷりを見ることになろうとわ!
<※注、勿論最大限の褒め言葉にございます。


超文学バスターズの皆様、マジぱねえっす。

本書の内容ですが。
「黒髪少女」をテーマとした評論だったり、「黒髪少女」をテーマとした小説だったりと、もう何というか読了後、良い感じに満腹感があります。

もう、みなさん、本当に、黒髪少女、好きなんですね、と。

作品紹介にもあります「文芸、アニメ、SF、ミステリなどあらゆるジャンルを網羅し、黒髪の魔力を徹底解析!」
という宣伝文句に違わない、非常に濃い内容でございました。

勿論ここにもそんな人間が一人おる訳ですが。なんだか途中からどんどん著者の皆様が羨ましくなりました。
「か、語りたい!」とかそんな感覚が久々に・・・<遠い目をしながら。


個人的には、平野泉さんの「髪の色の恋愛ヒエラルキー〜『Genji』とハーレムアニメ」が非常に納得いきました。個人的に『源氏物語千年紀Genji』を何のかんの見て、意外とツボにはまったというのも大きいかもしれませんが、従来のハーレム系アニメのキャラクターの毛髪色と主人公との相互関係による関係。加えてGenjiに置き換えての証明は、読んでいて大変興味深く、また納得させられました。

また、小説作品も多く掲載されておりますが、特に神尾アルミさんの「黒髪少女」が印象に残りました。
読んでいてちょっと切なくもなりましたが、黒髪の業の様なものに考えさせられる内容でありました。

勿論、詳しい内容は本編にてお楽しみいただきたく。



あと、表紙のイラスト(若琥姫萌さん 作)は、卑怯だと思うに一票
そんな表紙されたら、買ってまいますよ。



テーマがテーマだけに、人を選んでしまうかもしれませんが、かつて黒髪少女を愛したことのある方はぜひ!!





作家さん情報(Amazon)

著者:榎本正樹 (著), 神尾アルミ (著), 若琥姫萌 (イラスト)

榎本正樹さん公式ツイッター :@enmt

黒髪少女論黒髪少女論 [Kindle版]
著者:榎本正樹
出版:超文学バスターズ
(2013-05-19)