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内容紹介

父親とケンカをして家を出た2浪中の泉花玲耶(いずみはな れいや)は、予備校とバイトに明け暮れる貧乏生活の日々を送る受験生だった。
そんなとき家賃が1万円という超格安なマンションを見つける。
その値段故何かあるのだろうと思っていたら、そこには子供の幽霊が現れるという事実を知る。

それでも家賃の魅力に惹かれてその物件に住み続ける決心をした玲耶の元に、実家から血の繋がっていない姉、鏡華(きょうか)が玲耶を連れ戻すために上京してきた。
この鏡華こそ玲耶が密かに思いを抱いていて、それが父親とケンカした原因ともなっていたのだった。

玲耶のマンションで鏡華が見たものは、悲しそうな目をした幼い子供の幽霊だった。やがて玲耶と鏡華はその幽霊を母親を合わせてやろうと奔走を始める。

義姉に寄せるほのかな思い。幽霊となった幼い子供とその母親の取り戻した絆。
人を結びつける目に見えない“絆”を軸にして、物語はラストへ、そして新たなる始まりへと続いて行く。

重くなりがちなテーマを現代風ライトタッチで、そして本当にありそうなリアリティを貫いて描いています。


*最初に出版しました本書に一部旧データが紛れ込んでいたのが見つかったため、物語の大筋に変更はございませんが、作者として納得の行かない部分があり、より完璧を目指すため、一時出版停止とし、改めてアップ致しました。

ご迷惑をおかけした事を深くお詫び申し上げます。
作者    春夏秋雪


切っても、切っても…

切れないものってな~んだ?
その答えのひとつがこの作品の中にあります。
いつもすぐ傍にあるはずなのに、なかなかありがたみを感じることが出来ないものです。
主人公と同じマンションに住むスーちゃんの台詞がとても印象的でした…

私はバカだから学校も中途半端だったし、親にも周りの人にも一杯迷惑かけてきた。でもね、人の心は判る、何が大切かは判る、こんな私でもだよ!
いつもは軽いノリの彼女が、あることをきっかけに激昂した場面です。
この作品は登場人物ひとりひとりのキャラが濃いからか、ぐっとくる台詞がたくさんありました。
これだけ台詞が印象に残っているのは、内容紹介にもあるように、ライトタッチで書かれているからかもしれません。
会話と主人公のモノローグで物語が進んでいくので、長編ですがスラスラ読むことができました。


義姉との恋?

内容紹介にもある様に、主人公は義理の姉に想いを寄せています。
義姉がそれに気づいているのか、いないのか…2人のやり取り、恋の行方を見守るのもこの作品の楽しみのひとつでした^^
姉って憧れますよね~wそれが血の繋がっていない姉ならなおさら←
昨日は幼馴染で、今日は義姉…美少女ゲームみたいなラインナップですね\(^o^)/
あとはロボットと、転校生と、宇宙人と…話がそれてしまいましたねww


菜の花といえば

なばなの里ですよね!
え?知らない?地域限定情報で申し訳ありません^^;
ただ、東海・近畿圏にお住いの方は一度行ってみていただきたい!現在はチューリップ祭りが開催中です(^ω^) 夜のライトアップも綺麗ですよー!
ただ、カップルの多さに耐えられない非リア充の方は、リア充になってからいくか、大人数で行くことをお勧めしますww


スーパーマルチ人間!

著者さんのブログを拝見すると、これはビックリwwハーレーの写真がどーん!
キャッチフレーズは、ハーレーからアニメ・ラーメンまで!
幅広いですねえ…
著作はラノベプロジェクトの第一弾として発売されたようです。次作の予定も決まっている様で、ますます楽しみになりました^^
個人的には『アカシック・エンジェル』が楽しみです!タイトルしか情報がありませんが><なんとなくですw


登録情報

菜の花は満月の夜に微笑む菜の花は満月の夜に微笑む [Kindle版]
著者:春夏秋雪
(2013-03-27)